割り切り女子と１万円で生本番
先週から仕事のトラブル続きでストレスがたまっていました。少しでも心を落ち着かせようと、村上春樹の新刊本を買って読んでみました。
なんか今の僕の心境とぴったりな内容でいくらか心がいやされました。でも、不思議なことに心が楽になったら今度はエッチがしたくてしたく仕方なくなってきました。
それでハッピーメールを使って援交女子とアポ取りしてみたんです。
やってきた女子は２８才。貧乳でしたが、顔もお肌も綺麗な女子でした。
軽く食事をしてからラブホに入り、一緒にシャワーを浴びました。
彼女は半年前に離婚し、それからどうもつきに見放されているのだそうです。
かつては上場企業の正社員だったのに、いまは派遣の事務職員。職場の男にはやり逃げされ、株に手を出したら大暴落で２００万の借金。それで二か月前から、副業で援交を始めたらしいです。
「あれ、村上春樹買ったの。私も探してたの。よく買えたね」
彼女は僕のバッグからのぞいていた春樹本をみつけていいました。
「もう読み終えたからよかったらあげるよ」
「うそ。いいの」
「いいよ」
「ありがとう」
よく考えると僕は春樹本を買ってからつきが回ってきたみたいです。彼女は生で本番をさせてくれたうえ、本のお礼にと、割り切り料金を１万円にしてくれました。
「またメールして。今度会ったときは、この本のこと話そうよ」
彼女はそういい残して去っていきました。
彼女も春樹本を読んで悪運が去るとといいんですけど。
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